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電話線 2芯 つなぎ方の基本と接続時の注意点を解説

電話線 2芯 つなぎ方

自宅やオフィスで電話機を設置する際に必要となるのが、電話線の接続。その中でもよく使われるのが、2芯タイプの電話線です。電話線 2芯 つなぎ方がわからず困っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、電話線 2芯のつなぎ方について、基本的な仕組み、接続の手順、必要な工具や注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。

電話線の2芯とは?基本の構造を理解しよう

2芯の電話線とは、内部に2本の導線・銅線が入っているタイプのケーブルです。一般的には以下のような構造になっています。

この2本の線で、アナログ電話回線の信号を送受信することができます。
※ 場合によっては色が異なることがあります・白と黒、青と白など。ですが、基本は2本セットで通信を行います。

さらに詳しいモジュラージャックの構造や種類については、モジュラージャックの基本と配線方法を参照すると理解が深まります。

電話線 2芯 つなぎ方|基本手順

必要な道具

ステップ1・電話線の被覆をむく

ケーブルの外側のビニール被覆を2〜3cmほどカッターやストリッパーでむいて、中の2本の芯線・銅線を取り出します。
※力を入れすぎて芯線を切らないように注意!

ステップ2・芯線のビニールをむく

2本の芯線それぞれの先端・約1cmをむき、銅線部分を露出させます。

ステップ3・モジュラープラグに差し込む

モジュラープラグの穴に、それぞれの芯線を正しい順番で差し込みます。

ステップ4・圧着工具でかしめる

芯線をモジュラープラグに差し込んだら、圧着工具でしっかりとかしめ・固定ます。これでモジュラーケーブルの片側が完成します。
もう片側も同様に作業し、両端にモジュラープラグがついた2芯の電話線ケーブルが完成します。

ステップ5・電話機・モジュラージャックに接続

完成したケーブルを、電話機のLINE端子と壁のモジュラージャックに接続すれば完了です。

2芯電話線をつなぐときの注意点

芯線の色が異なる場合の確認

古い電話線や地域によって、色の組み合わせが赤・緑ではなく白・黒・青・白などになっていることもあります。色ではなく同じ対・ペアで接続されていれば通信に問題はありません。

芯線同士を直接つなぐとき・中継

2芯ケーブルを延長する場合は、はんだ付けや接続用の中継端子・スプライスを使うと、通信品質が安定します。
ビニールテープだけで固定するのは、ノイズや接触不良の原因になるため避けましょう。

配線距離に注意

電話線の配線距離が長すぎると、通話品質や信号に影響が出ることがあります。一般家庭なら10〜20m程度が目安です。
延長方法や注意点については、NTT東日本による電話線延長ガイドも役立ちます。

モジュラープラグの種類に注意

電話機に使われるプラグはRJ11・2芯 or 4芯が一般的ですが、FAXや通信機器ではRJ45や独自規格のプラグを使うこともあるため、必ず事前に確認しましょう。

よくある質問・FAQ

Q : 電話線の芯が4本ある場合は?
→ 多くの電話線は4芯または6芯構造ですが、実際に使われているのは2芯・中心の2本だけです。残りの線は予備か、将来的な内線などに使われることがあります。

Q : モジュラーケーブルは市販品を買った方がいい?
→ 接続に自信がない場合や、見た目を重視したいなら市販の完成品ケーブル・両端プラグ付きを購入するのがおすすめです。DIYで作る場合は、工具と経験が必要です。

Q : 電話線を自分でつなぐのは法律的に問題ない?
→ 電話線の内部配線・宅内配線の作業は、原則として個人で作業しても問題ありません。ただし、マンションの共有部分や事業所の回線工事には、工事担任者の資格が必要な場合もあるため注意しましょう。

まとめ・電話線 2芯のつなぎ方はシンプルだが正確さが重要

電話線 2芯 つなぎ方の基本として、内部は通常、赤と緑など2本の信号線で構成されています。モジュラープラグと圧着工具があれば、自分で電話線 2芯 つなぎ方を実践してケーブルを作成することも可能です。色の違いよりも、正しいペアで接続することが重要であり、ノイズや接触不良を防ぐためにも、丁寧かつ正確な作業が求められます。もし作業に不安がある場合は、市販の完成品ケーブルを使用するのも安心な選択です。

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